とても良い時が今日流れました。
パウリンの知り合いの馬の歯医者さんが来てくれました。
私は馬の歯医者で信頼できる人を知りませんでした。
「右がどうで」とか、うんたらかんたら・・・
能書きだけは凄くて、本当に変化が(乗って)あるのか??
言われないでも、乗っている本人が一番よくわかっているよ・・・。
さも、自分を重要人物にするか・・・
そりゃ、尖った歯が右側に合ったら、そりゃ、
右向きたくないのは当然だし・・・。
エサも食べにくいでしょう・・・
そこに、「わぉ!」何て言う風には思えません。
少し暴走してしまいましたが戻ります。
パウリんが「この人は間違いない!ホースマンだよ。
私と同じフィーリングを持っている方だよ」
ビックリしました。
最初馬の顔と頭に手を置き、
少しすると、そのままヤスリを口に入れ、始めてしまいます。
曳き手1本一人で・・・。
馬の表情を見ていても、最後の方は気持ちよさそうに、ウットリしています。
中には終わった後、夢うつつの顔をしています。
勿論、狼歯と言うので歯茎から、少ししか出ていないのは、鎮静剤を
うたないとダメですが、普通に出ているのは、そのままでやります。
もう、ずぅーっと見ていたいくらいです。
今日は16頭診てもらいました。
時の流れが違う事にも驚きです。
凄く丁寧で無駄な動きが無く、つつまれる感じですね。
そして、「あなた達もホースマンだね、馬を触ったらわかる」
と言ってもらえました。
「どんなに高い馬だろうが、隣の家の子の馬と何一つ変わらない」
パウリンもそうですし、この人もそう。
どんなに、きらびやかなゴージャスな厩舎だろうが、馬を見たら、
持ち主がどんな人かがわかる。
馬はゴージャスな厩舎を望んでいない、望んでいるのは、
ホースマンのいる所だ。と・・・。
世界中からヒッパリダコですが 、もう新しいお客さんはいらないし、
ホースマンの所でなければ行かない。と・・・。
この人は、ドイツのオランダの金メダリスト(勿論スーパーホースマン)の所にも行っています。
2月8日に、また来てくれます!!
その様な方に認めてもらえて「馬バカっ」へ、また一歩踏み込めそうな気がしております。
ではでは和やかに
コメントをお書きください
P太郎 (木曜日, 13 1月 2011 03:17)
『いいなぁ~。』と、心から感じました。
昨日は、20頭?徹夜?歯医者軍団?なの。と
今日は、「そうだった、馬の国だったんだ。」と。
いいなぁ~。
はるか (木曜日, 13 1月 2011 06:07)
おとぎ話を聞いてるみたいですが、実在するんですね!
ホースマンのところには、すごい偉人たちが集まってくるんですね~ヽ(*^^*)ノ
その空気を感じてみたい。。。
ando (木曜日, 13 1月 2011 13:05)
家の馬も、イタリア人??の馬の歯医者さんに野生歯(狼歯)??を取ってもらいました。その後、ハミが当たらなくなり、よい感じになりました。それまで、馬の歯医者さんの存在すら知りませんでした。いまでは、馬にとって必要なメンテナンスだと思っています。
やまおく (木曜日, 13 1月 2011 14:43)
こちらにお初でコメントさせていただきます。
馬の歯!草食動物の馬ですが野生とは違いますから人の手で管理が必要でしょうね。
僕も良いホースマンになるべく日々修業を重ねねば!
yuki-hari (木曜日, 13 1月 2011 22:52)
P太郎さん
はい、初老の人が一人でやってくれます。
静かにゆったりと・・・。
はるかちゃん
そうです、その表現ピッタリです。おとぎ話の空間という感じです。
是非その感覚を感じるべきです。よっ。
andoさん
はい、とても必要なのですが、ちゃんと出来る人は少ないと思います。尖った歯を削れば良いと言うだけではないのですね。
やまおくさん
どうも。。
色々奥が深く、世の中には自分の物差しでは測りきれない人がいるのが楽しいです。勉強になります。